名刺職人ブログ

顧客のニーズと市場の動向

2.顧客ニーズと市場の動向

(顧客のニーズ)
これだけ世の中が変化の時代に
名刺交換の行為は今だに残っています。

これから5Gの時代でもこの行為は無く
ならないと思います。
名刺の仕事をして30年の私だから
言わせていただきます。
人が作りたいと思う名刺は20年前から
あまり変わってないのです。

【接客業の男性の名刺はかっこいいが
一番 女性の名刺は可愛いが一番です。】

接客業男性は昔からカッコイイを
イメージさせる、黒の台紙金の台紙
自分の顔写真が人気ですその中でも
ドクロの絵柄を入れたり、龍の絵柄を
入れたりなど人とは違うデザインで
自分を主張しよう。としているのが
ホスト名刺です。
ホステスは昔から可愛いをイメージ
させる、ピンク台紙や花柄、
チェック柄が変わらずの人気です。
その中でも名刺形をハート型にしたり、
楕円形にしたりなど、リボンをつけた
り、人と同じなんだけど少しだけ自分
色を出すのが水商売のホステスさんの
名刺です。

(市場の動向)
私がホストキャバ嬢専門名刺屋を
始めた30年前、池袋がキャバクラ戦争
と言われてました。
昭和の水商売の女性の名刺は、ピンク
色和紙・角丸・楷書体の黒インクばかり
でした。
また夜の男性の名刺はペラペラな白い
台紙に黒インクでサラリーマンと同じ
デザインの名刺
ばかりでした。
なぜ、ばかりかと断言できるかと言う
と名刺を注文するお店が昔ながらの
印刷屋さんや文房具やさんだったから
です。
そこで私と先輩の名刺屋が金の名刺や
黒の名刺、花の写真や可愛い犬の写真
の名刺を売り出したのです。
当時は名刺を作りたいと思った人から
電話をもらって注文をとりに行く事を
してました。
そしてお店まで納品をする方法ですし
た。
なので、30年前から派手な名刺を夜の
人たちが持つようになったのです。
そして今、スマホで名刺と検索すれば
数えきれないほどの名刺がヒット
します。
いつでも簡単にすぐに名刺が作れる
時代になったのです。
だからみんな同じような素材の名刺
ばかりになっているのです。
それは逆に言えば、自分を売ろうと
する人間にとっては自分をアピール
できる、あじと名刺で名刺を作れば
売れると言う事です。ある意味では
仕事意識の高い人にはチャンスです。
(競合の状況)
ホスト名刺、キャバクラ名刺と検索する
沢山でてきますが、実際店舗に名刺の
サンプル帳が置いてあるのは2社くらい
です。
 AとB社は金額が、100枚1000円から
注文できる安価な名刺です。新人さん
にはいいと思います。あじと名刺は
100枚7000円からと値段は高めですが
仕事意識の高い人からは沢山リピート
の注文をいただいています。