名刺職人ブログ

20年使い続けた桐の名刺が終了してしまったベテラン社長の話

長年使い続けた名刺の紙が終わってしま
った
貴方ならどうします
※別の紙で名刺をつくる?
※名刺を作るのをやめる?

そんなあじと名刺が開業した当時から約
20年作りつづけた名刺の紙が終了してし
まった、
60代のキャバクラ社長さんの話をしよう
とおもいます

1 Nさんとの出会い
2 会社の倒産と独立
3名刺へのこだわり

 

1 Nさんとの出会い
2000年11月にあじと名刺が開業して
三多摩地区に営業にいった頃に
当時、流行っていたランジェリークラブ
が何軒がありました
そこであじと名刺が使われるようになり
Nさんとの出会いが始まりました

Nさんは出会った当時から名刺にこだわ
っているかたでした
アルミの名刺で作ったり和紙の名刺で
不良ほい感じで作ったりしてましたね
何回か作っている間に自然と桐の紙で
浮き出し文字がNさんの名刺になりした
そんなお付き合いがリーマンショックを
機会にNさんのお店の会社の倒産で、
あえなくなりました
私は業者でそのランジェリークラブで
仲良くさせていただいていたので
そのお店のスタッフの方が突然と会えな
くなるのはかなり寂しいものが有りまし
たね、
でもそこは狭い水商売、また別の地域で
Nさんや仲の良かったスタッフの方と会
う事が出来ました、

2 会社の倒産と独立
Nさんは自分で独立のお店を立ち上げた
のです
またあじと名刺も桐の素材の紙で浮き出
し文字の名刺を私も、また作りることが
出来ました、ランジェリークラブの時か
ら比べたら名刺の注文でNさんのもとを
いく機会が少なくなりましたが、半年に
一回のペースでNさんから
「俺の名刺たのむよ」
とその会話だけの電話がかかってきまし
た。
Nさんのやさしさなのだと思いますが
この会話だけでも全然嫌ではなかった
ですね・・・

3名刺へのこだわり
そんなやりとりが15年くらい続いたんで
すけど、令和になった今年Nさんの使い
続けた桐の紙が終わってしまつたんです
具体的にいって桐の素材でも茶色い桐の
素材と白い桐の素材がありました
それの茶色の方が終わってしまい
ましたので、
Nさんに白の桐をおすすめしました
ところが
Nさんは微妙な違いを指摘しました
このこだわりは、名刺を愛しているんで
すよね
この名刺を渡したとき、Nさんが自慢
できる名刺なのだとおもいました
確かに素材が桐で木ですからね
しかも、文字がもこもこしている浮き出
し印刷なので、60代のNさんから渡され
たら、貫禄が出る名刺でしたね
さすがに60代になったNさん昔みたいに
言葉をベラベラ喋りませんが
先日このようなことを言いました
「安い名刺だとばかにされちゃうじゃん
、この名刺がいいんだよ」
と言ってくれました

そうですね
あじと名刺の名刺はつかっている人の
役にたっているんのですね
改めて感じましたね